残念ながら、コロナショックを機に大不況に入っていくことが予想されます。 もはや大企業でも安定する時代ではありません。 今回は、コロナショック後の大企業のリストラと個人の対策・マインドについて書いていきます。
本記事のライター
本記事の内容
✓ コロナショックで影響を受けるのは?
✓ 大企業で起きるリストラについて
✓ 今後の対策とマインド
それでは本編に入っていきましょう。
コロナショックでダメージを受けるのは?

コロナショックですでに影響を受けている業界
- 観光・ホテル業界
- 航空業界
- 製造業
- 飲食店
- 上記の関連産業
- 中小企業
上記の産業はすでにコロナショックの影響を受けています。
実質、観光、ホテル、航空業界は人や国家間の移動に制限がかかっているので、大ダメージを受けています。
製造業の中でも、自動車メーカーは中国や欧州の工場を生産停止にしています。
景気が悪くなると、自動車・住宅などの経済波及効果の高い産業にお金が回らなくなります。
自動車メーカーは、取引先も多いので全体にもたらす影響は非常に大きいです。
主要産業でお金の流れが悪くなると、全体的に悪循環になります。 つまり、特定の業界だけが危ないわけではないのです。 本当の影響はここから加速して顕在化します。
コロナショックによる一般生活への影響
下記2つの影響により、生活必需品・食料品の値段が高くなることが予想されます。
- モノ不足による価格上昇
- ヒト不足による価格上昇
その理由として、現在は生産拠点が中国のものが多いです。
中国の製造工場がストップしているという点から供給量が下がり、結果として「モノの値段」が高くなることが見込まれます。
特に食料品などの生活必需品は、価格が上がっても需要は安定しています。
そうすると、通常よりやや高い価格に推移したとしても売れることが予想されます。
上記に加えて深刻なのが「ヒト不足」です。
世界中の往来に制限がかかるということは、日本にも海外学生の労働者が戻ってこれないことを意味します。
特に今は3月で大学生は本国に帰国している可能性が高いです。
海外に帰省した労働者が日本に戻ってくることができない場合が長期化すると、日本人を採用するため人件費が高くなる可能性があります。
大企業のリストラ状況

大企業のリストラ策
ここでは自動車メーカーを例に挙げます。
自動車メーカーは、不況になると車の生産を減らします。
作りすぎず売れる数を生産するのです。
車は作りすぎても置き場に困ります。
まずは、景気が悪くなると製造現場の非正規社員を契約満了でリストラします。
今回のコロナショックレベルの影響で、欧州の社員を一時解雇にした報道も出ています。
状況が長引けば、閉鎖になる工場も出てくるかもしれません。
それくらい今回は大きな影響が出ていると言えます。
生産現場の社員をリストラにした後、他の部門の社員も対象範囲を拡大するのが通例です。 並行して資産売却も実行します。
大企業のリストラは45歳以上が中心
現在の大企業は45歳以上を中心にリストラをしています。
通常のリストラは、業績が悪化したことにより、事業整理や人員削減に入ります。
しかしながら、現在は黒字の状態でも早期退職を募集する企業も出ています。
大企業は間接部門を中心にリストラか?
今回のリモートワークによって、かなりの数のホワイトカラーが無駄な仕事をしていたことが明らかになりつつあります。
リモートワークの良い点は、日々の成果が丸裸になります。
一定のレベルのアウトプットが出されなければ何もしていないのと同じです。
成果を出すサイクルが、一日単位で求められるので、普通に会社にいっているよりもストレッチされた目標設定になります。
オフィスに来ていれば仕事をしていると判断されていた時代から、透明性が増したことによりサボっている人が明確になりました。
転職もハードルが高くなっている
企業は、景気が悪くなるとすぐに採用を絞る傾向があります。
リーマンショックの後は、非常に厳しい冷え込みを見せました。
特に今回のコロナの影響は収束は見えないので、引き続き採用が厳しくなることが予想されます。
今転職を考えている人は、辞めずに転職活動をしましょう。
先に辞めてしまっては、良い会社に転職できる可能性は薄くなります。
不況下での転職は慎重に行いましょう。
今後の対策【コロナショック後はさらに厳しい】

日頃の心構えと「行動」が大切!
- 大企業だから安心ではないことを理解する
- 大企業は規模が大きいため不況になると崩れるのも早い
- 製造現場で働く人は、過剰生産の理論で淘汰される
- ホワイトカラーもアウトプットしないと生き残れない
- リモートワークは、個々の業務が可視化しやすい
リストラされたら、他に行ける企業を探すのも難しいです。
仮にリストラを避けれたとしても必ずしも幸せではありません。
リストラ後の会社は、業務量が多くなり給料の待遇も悪くなるケースがほとんどです。
余裕がある時から準備を
- 転職もダメ
- リストラの可能性
- 会社の待遇は期待できない
まさに八方ふさがりになってしまいます。
今はまだ大丈夫な人でも、半年後・1年後には自分がリストラの対象に入ってしまうかもしれません。
全てのリスクを排除することはできませんが、いつの時代も「自分の力で稼ぐ」ことを実践していきましょう。
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繰り返しになりますが、企業に依存するのではなく、自分の力に磨きをかけるチャンスと捉え、まだ余裕があるうちからスタートしましょう。
すでに、状況が厳しい人は、迷っている時間を捨て、今日から行動をしていきましょう。
苦しい状況が続いている人もいると思いますが、ぜひ前を見て一緒に頑張っていきましょう。
今回は、以上です。
本日も最後まで読んで下さりありがとうございます。
せっかく大企業に入ったけれど、これから大不況がきそうです。。
本当にこのままで良いのか不安です。。。
コロナショックを機に自分の人生を考え直しています。。