こんな質問に答える記事を書きました。
本記事のライター
本記事の内容
✓ 在宅ワークのメリット
✓ 在宅ワークが反対された理由
✓ これからの時代に大切なこと
それでは本編に入っていきましょう。
ホワイトカラーの在宅ワークが進んでいる

コロナショックを機に企業の安全対策の一環として在宅ワークが進んでいます。
ホワイトカラーを中心として、在宅ワークが1ヵ月以上続いている会社が増えています。
特にIT系企業の対応は早かったです。
自社で在宅用のITツールを扱っている会社は、自ら実践することでPRを進めています。
在宅ワークのメリットとは?
最大のメリットは今よりも時間が確保できることです。
在宅ワーク・リモートワークが進むと通勤時間がゼロになります。
また、無駄な会議が減って効率的な働き方ができます。
社員のストレスが減るのも良いことだと思います。
通勤に片道1時間かかる人であれば、2時間/日は確保できます。
在宅ワークの賛成派の声
- 通勤時間がゼロになった
- 体力が減らず集中力UP
- 苦手な人に合わなくて済む
- リラックスしながら仕事ができる
- 無駄な仕事を振ってくる人が減った
- 無駄な会議が減った
- 素晴らしい会社だと再認識できた
- 化粧をする必要もなくなった
- 好きな服装で仕事ができる
- お昼を食べたい時間にできる
- 残業も自分でコントロールできる
- 子どもとの会話が増えた
など、賛成派の声はたくさんあがっています。
実際に導入されて素晴らしさを感じる人が多いですね!
なぜ在宅ワークが進まなかったか?

こんなに素晴らしい在宅ワークですが、なぜ今まで進まなかったのでしょうか。
一番は、多くの経営者が導入したくなかったことが背景にあります。
経営者が導入に反対する理由・心配事
- コストの問題(PCの配布+通信環境の整備)
- 従業員の帰属意識の低下を防ぐ
- 経営者は従業員を囲っておきたい
- 集中管理する方がマネジメントしやすい
- 社員の思考をコントロールしやすい
確かに経営者が反対したくなる気持ちは分かります。
ですが、本質は会社に来ていればOKではないのです。
会社に来るよりも成果を生み出してなければ意味はない!
実務をマネジメントする側の反対意見
マネジメント側からする気がかりな点は、下記の2点が大きいと思います。
❶セキュリティ対策
企業のセキュリティ対策で、不安に思うことは否めません。しかし、サイバー・ウイルス攻撃の対策は徹底してそれ以外は、従業員を信じて委ねるしかない部分だと思います。
❷仕事の進捗/評価
仕事の進捗確認は、仕組みを作ることが大切です。仕事の進捗管理は、在宅以前からサボっている可能性もあるので、在宅だからサボるということではないと思います。
業務の役割を明確にして、パフォーマンスを発揮してもらうマネジメント力が問われます。
要はサボらせずに管理(監視)することが難しい点が心配なのです。
在宅ワークの成果は?
NECが出しているデータによると、在宅ワークでも9割程度が通常と同等の生産性を実感しています。
NECグループは、2019年は4万1000人まで規模を拡大しています。
在宅ワークのアンケート結果

生産性、通勤、残業など、様々な項目で成果が表れる形となっています。
在宅ワークが進んだ世界とは
✓ 都心に一等地のオフィスを持つ必要がなくなる。→本社+時間貸しオフィスが主流になる。 ※事業所の集約など、将来的には企業のコスト減に繋がります
✓ 対面でないとダメだと主張する人→Zoomの活用で問題なしだと思います。 営業もアポイントをとってZoomで説明する手法が主流に変化していくと思います。
実際に利用してみると、非情に使いやすく便利で、音声/画質もきれいです。
決裁者が印鑑を事務担当預けるのが「不安」ということが挙げられますが、工夫次第でなんとでできる範囲かと思います。
✓ 捺印/書類等の手続ごと→こういった現物に対応する事務作業は、一気に無くすことができません。しかし、PDF&プリンター設置・自宅に捺印物を届けることで既存ルールと変わりません
在宅ワークができない仕事もある
- サービス業全般(施術・飲食・ホテル)
- メーカーの製造現場
- 医療現場で対応する人
こういった職種により、在宅ができない人も一定数います。
仕事の進め方で不可能な業態があるのは事実です。
在宅ワークができない人にとっては、在宅ワークの導入に対して反対派の意見を持つ人が多そうですね。全ての企業が導入できるわけではありませんが、大部分の企業で部分的には導入することによるメリットも感じられると思います。
大切なのは、時代の流れに合わせ変えられる部分は変えていくことが大切です。
ホワイトカラーの在宅ワーク体験談のまとめ

在宅ワークは、従業員が率先して働きたくなる環境を提供することが大切だと思います。
在宅ワークは導入して、仕組み化するまでは大変だと思いますが、導入したら従業員も働きやすくなると思います。
時代は管理<自主性を尊重。の時代に移っています。
会社も在宅ワークを導入したことで、社員のパフォーマンスが上がれば企業も積極的に導入していくでしょう。 経営者視点で言えば、長期的なコストメリットが読み解ければ、加速度的に導入は進みます。 ガラケーからスマホが当たり前になったように、今が時代の転換期を迎えるといっても過言ではありません。ツール的に可能な時代になったので、浸透するのは時間の問題です。 今回の在宅ワークの流れをきっかけに、自分のこれからの人生・働き方を見つめ直すことが大切ですね。 本日は以上です。 今日も最後まで読んで下さりありがとうございます。
在宅ワークって実際のところどうなの?
在宅のメリット/デメリットについて知りたい。
在宅勤務が当たり前になった時代には何が起きるのか?