ホワイト企業の探し方と注意点

悩む人

ホワイト企業の探し方が分からなくて困っています。

ホワイト企業を探すのは難しいでしょうか??

転職する上でヒントがあれば教えてほしいです。


くま

転職活動で、ホワイト企業の探し方が分からなくて不安になる気持ちは分かります。

ご存知の通り、今の日本の会社はホワイト企業ばかりではないのが実態です。

今回は、転職する上でホワイト企業を見つけ方を解説していきます。

本記事の内容

  • 企業のデータから考える
  • 居心地が良い会社の特徴
  • どんな会社が働きやすいか?
  • 気楽に働けない会社
  • エージェントに聞くべきこと
  •  まとめ

本記事のライター

 

ホワイト企業の探し方と注意点

ホワイト企業の探し方

ポイントは下記3点です。

  • 利益が堅調か?
  • コア事業の収益が何か?
  • 平均年齢は何歳か?

 

利益が堅調な会社

利益が堅調な会社は、心が安定して働ける傾向が強いです。

黒字がしっかり確保できている点から、経営陣や部課長層も穏やかなケースがあります。

 

コア事業の収益

堅調な収益を確保できていることを確認したら、その事業が何から出ているのか確認しましょう。

  • その利益は一過性のものなのか?
  • それとも今後も安定的に見込めるのか?

という視点でざっくりで見ておきましょう。

将来の経営の見通しは、プロの投資家でも読めませんが、方向性は掴んでおいた方が良いです。

 

平均年齢から社風を読み解く

会社の平均年齢からは、なんとなく会社の雰囲気が掴めます。

社風は、伝統的な文化や考え方以外に「年齢」による差が顕著に出ます。

平均年齢:35歳
平均年齢:45歳

差は10個です。ですが、中学生(15歳) と社会人(25 歳) の価値観は明確に違います。

平均年齢が高い会社=勤続年数が長いことを意味するので、働きやすい環境は整っていると言えます。

一方で、デジタルツールに弱いので、非効率な業務が多くなる傾向にあります。

特に大企業はその傾向が強めです。

 

居心地が良い会社の特徴

新規開拓の必要が無い

新規開拓の必要がほぼない会社は、社員のストレス度は低い傾向にあります。

業界で優位な立ち位置を築いているケースがあるため、長年のお付き合いで仕事が回っています。

注意点

働く上では、居心地の良いですが、変化する意欲の人は少ないため、会社の業績が悪くなったとき、どんどん崩れていく傾向があります。

 

変な労務管理ルールが無いこと

・毎週水曜日だけノー残業デイ
・暗黙のルールの確認
 (時間になったらタイムカードを切る等)

無いよりマシですが、制度があるだけでは弱いです。

20時には PCのシャットダウンをすると記載があっても、逆に言えば 20時くらいまで働いているかもしれません。

本当に働きやすい会社「弊社は、個人の裁量により業務時間を調整しています。全社員の平均残業時間は約10時間です。」と記載する方が魅力を感じます。

これからの時代は時間に対する成果主義がさらに進むので、だらだら仕事をする人の価値はさらに下がります。

効率的な働き方を意識しなければ、使い物にならなくなってしまいます。

 

社内行事がほぼない

個人的には、社員旅行や社内の飲み会もない方が楽で好きです。

今働いている会社は、年に1回~2回ある程度です。

僕はそれにも参加しないことが多いです。

プライベートを確保して、空いた時間にリラックスし個人の成長や経験に繋がることに時間とお金を使いましょう。

 

どんな会社が働動きやすいか?

あくまで参考です。 下記以外にも探せばあります。

基本は配属部署によることは頭に入れてください。

 

インフラ関係

インフラ会社は、安定した需要があります。

誰もが日常的に利用するものは、公共性が高いビジネスになるため、参入障壁も高くなっています。

電力自由化にはなりましたが、他のビジネスに比べると競合は少なめです。

社内での仕事の進め方は硬いので、面白みは少ない気がします。

 

BtoBビジネス(メーカー/リース系)

こういったプロダクツを扱っている会社は、働きやすいです。

  • 安定的な需要がある
  • 賞味期限がない
  • 販売部門が別会社なら尚良し
  • ブランドが確立
  • リースなんかも良い 

 

営業や企画などは、会社により大変なのですが、全体的にまったりしている雰囲気はあります。

金融機関よりも社内規定が緩いのも良いことです。

Bto B ビジネスでは、一般の顧客を相手にしないので、仕事自体はスムーズです。

営業部隊をグループ会社に持っていれば、本部はマネジメント中心で業務を回すことができます。

 

優良なホワイト子会社を狙う

優良な子会社を狙うのも方法です。

ただし、販売会社以外をおすすめします。

できればグループ会社の機能として、専門部門を持っているのがおすすめです。

もう少し具体的に言うと、グループ会社向けに仕事を行っている会社です。

通信・家電・財閥などの巨大グループに存在します。

ググれば自分の価値観に合うグループの特色が見えてきます。

見極める基準は、まず親会社が超ホワイトであることです。

親会社がホワイトであれば、子会社と言え恵まれた環境で働ける可能性が高いです。

業務は親会社の承認が必要となり手間がかかりますが、基本的にグループ会社内の仕事なので、落ち着いて働くことができます。

デメリット

①一定ポスト以上に出世できない
②会社の業績により、事業売却や待遇が下がる可能性あり

 

働き方が最先端なIT会社

最先端な働き方を取り入れている ITの会社もあります。

フルリモートワークや、勤務時間が短めの会社もあります。

新しめの会社になりますが、時代の流れを柔軟に取り入れ会社が増えてきました。

これらは、ほとんどの大企業では、まで実行できない点です。

フルリモートは、間近で管理されないためより成果を求められる働き方です。

 

外資系企業

日本にオフィスがある外資系企業もおすすめです。

業務の難易度は上がりますが、プライベートは千渉されません。

やるべきことをきちんとやれば、ほぼ残業しなくても大丈夫です。

ちなみに外国人でも残業をする人はいます。 それでも日本人よりは少ないですが。。

英語がそれなりに話せれば検討しても良いです。

若い人であれば、日系企業よりも年収が高い会社はたくさんあります。

 

ホワイト企業を探す上での注意点

急成長で利益が出ている会社

短期間で利益が出すぎている場合は注意です。

急激な右肩上がりの会社は、「人員不足」に陥っています。

しっかりと人を増やしていれば問題ないですが、急成長も経営視点で言うと計画外の現象です。

ほとんどが一過性にすぎないので、充分な人材を補充するよりはその場しのぎで増員する考えが強いです。

こういった会社に入社すると、1人あたりの負荷が重いケースがあります。

 

常に募集広告を出している

常に人員を採用している=人材の流出が激しいことを意味します。

従業員数万人を超える企業であれば、常に採用をするケースはありますが、そうでない場合は注意が必要です。

 

社内の結束が強すぎる会社

これはケースによります。

  • 会社の仕事⇒個人で独立できる○
  • 会社のメンバーが好きで頑張る△

という感じです。

社内の結束が強い会社では、会社優先の思考の人が集まります。

会社の仕事に人生をかけても、報われることは少ないのが個人の見解です。

それよりも、空いた時間で自分でスキルアップしましょう。

最強の教材は、自分の名前で仕事をすることです。

 

エージェントからヒアリングすべきこと

最終選考前になったら、もう少し突っ込んでエージェントに質問しておきましょう。

具体的にどんな部署で働くのかの最終確認をしておきましょう。

  • 担当部署の人員構成/年齡
  • 部署の残業時間
  • 前任者が辞めた理由

このあたりは確実に押さえましょう。

人員構成を知る理由

例えば、担当グループが4人で構成されている。
という構成で、あなたが担当としての入社であればどうでしょう?

雑用や面倒な業務は、誰が引き継ぐことになるでしょう?

 

部署の残業時間

部署の残業時間についてもエージェント経由で確認すると良いです。

ポイントは、会社全体で出している残業時間でなく、部署の残業時間です。

確認後、ロコミサイトと併用して、事実関係を確認しましょう。

 

なぜ、人員を増やすのか?

これも担当者にストレートに聞いてみましょう。

欠員に対する補充であれば、前任者が何年勤務したか、退職理由も突っ込んで聞いてみましょう。

状況を聞いて自分には合わないと思えば、最終選考を辞退しても問題ありません。

 

注意

選考が進んでいないにも関わらず、細かくヒアリングするとキャリアアドバイザーから嫌われるので、適度なバランス感覚をおすすめします。

 

ホワイト企業の探し方と注意点のまとめ

以上がホワイト企業を見つける上でのチェックポイントです。せっかく転職するのであれば、時間をかけても自分に合う会社を選びましょう。

離職してなければ、ゆとりをもって準備をスタートしましょう。

繰り返しになりますが、業務負荷は部署によって変わります。また仕事の捉え方は、個人の考えによって左右されます。

ぜひ参考になる部分だけ活用してくださいね。そして、できる限りの良質な情報を集めて納得できる転職をしましょう。

今回は以上です。本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。

みなさんの転職が上手く行くことを応援しています。

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