貯金最強時代の日本

今回は、金融についてのお話です。衝撃的なデータを見つけました。

過去の日本を調べてみる

平成2年当時の郵便局の定期預金は、なんと8%を超えています。

話には聞いていましたが、実際に資料で確認するとすごいインパクトです。

日本人は投資脳が無いと言われますが、僕らの両親世代は、貯金という名の資産運用をきっちりしていたのです。

 

貯金最強時代の日本

さらにすごいデータです。S55年は10年の定期預金で11.91%です。【しかも複利運用】

当時は、物価も上がり続けていたので、高金利という実感はなかったとのことですが、純粋にデータで比較すると異常な数字です。

10万円を10年間預けたら約21.9万
100万円を10年間預けたら約219万
1,000万を10年間預けていたら約21090万

老後2,000万円問題なんて、しっかり準備していたらあっさりクリアできるレベルです。

日本人は投資することに意欲がないと言われますが、昔の日本では、お金の勉強をする必要がなかったのです。

残業でも節約でもとにかく、「貯金」「貯金」「貯金」が最優先で、お金を貯めることに専念してきました。

それで報われる時代があったのです。

 

現在に置き換えて考えてみる

100万円を10年間銀行に預ける(年利0.01%)

税引後で+797円増えます。

さすがに友達でも10年間100万円貸していたら、1000円以上のランチをご馳走してくれると思うのですが。笑
(友だちでも貸したお金は返ってこないと思って貸しましょう)

他にも表現的に良さそうなものがありました。

業界最高水準と明記されたあおぞら銀行預金の案件です。

僕たちは、比較対象を持つことで初めて、立ち位置を理解できます。

世界はすごい勢いで毎年成長しています。

日本もどんどん進化しているところは多いです。

そう考えると、今の水準が明らかに良くないか、普通ではないことに気づくことができますね。

 

自分の「所得」について再考する

そもそも、手取りの給与がほとんど増えていない20代が多いです。

さらに、働き方改革の名の下、残業が規制される流れとなっています。

20代で給与が高いという会社の中身を確認すると、基本給ではなく「残業代」が高いことが理由だったりします。

基本給が高いことと、残業代で基本給が高く見えることは、支給金額が同じでも、実質的な価値は違います。

残業代で給与が高い人は、役職がつくとその手当もなくなります。

 

時給計算をしてみる

まずは自分の時給の把握してみましょう。

年収÷2000時間でだいたいの時給が計算できます。

年収500万÷2000時間=2500円/時間
年収1000万÷2000時間=5000円/時間

時給単価を知り、上げていくことが不可欠です。

 

事業を作り、投資に回すサイクルを作る

投資できる元金が少ない人は、転職で収入を上げ、低リスクの事業をスタートしましょう

会社の給与UP+事業所得⇨投資というサイクルを作り、安定的な収入を確保しましょう。

❶会社での収入を上げる(転職)

❷事業所得を作る

❸投資をして資産化する

収入を増やして、事業を作り投資資金を増やすことで、コツコツ資産を増やせます。

バランス良く解決していきましょう。