家を借りるときにかかる費用【お得に借りる方法とは?】

今回は、家を借りるときにどれくらい予算が必要でどんな費用がかかるのか?そして、不動産業者目線ならではのお得に借りる方法について書いていきます。

不動産の賃借契約にかかる費用

 

結論:不動産の賃借には、家賃の約5倍の予算が必要です。

 

本記事の対象

①契約にかかる費用の項目を知りたい人

②具体的なシュミレーションを見たい人

③少しでもお得に借りる方法を知りたい人  

 

まず、契約にかかる費用の項目から整理していきます。

 

主な費用一覧

・敷金 1カ月

・礼金 1カ月

・前家賃(契約時に1ヶ月分支払う)

・仲介手数料

・火災保険料

・鍵交換

・保証料(賃料の50%前後)

・その他(日割り家賃など)

 

ほとんどの賃借の契約はこんな感じです。

 

家賃7万円のシュミレーション

・敷金    7万円

・礼金    7万円

・前家賃   7万円

・仲介手数料 7万円

・火災保険料 1.2万円 (別途契約)

・鍵交換   1.5万円

・保証料   3.5万円

・日割り家賃 (契約日による)   

  合計  約34.2万円

 

イメージはこんな感じです。
けっこうかかると思います。

 

ペットを飼ったり、タワーマンションや高級賃貸になると敷金が2ヵ月以上かかったりするので、上記よりも費用はかかります。

 

もっとお得に借りる方法

・礼金0物件を探す

・貸主が仲介手数料不要の物件を選ぶ

・仲介手数料が安い会社を選ぶ

・フリーレント付きの物件を選ぶ
(契約によって1ヵ月無料など)

・交渉上手な担当を選ぶ

 



上記に当てはまるものは、初期費用を抑えることができます。しかし、基本的に人気がない物件が中心だったりするので、その点は頭に入れておきましょう!良い物件は、普通に貸せば借りたい人がいます。

 

良い営業は、条件交渉が得意です。やはり、担当に左右される部分があるので、お得に借りるには担当を見極める力も必要です。

 

注意点
オトリ広告に気を付ける 不動産の賃貸業は、良い物件を掲載し続けて 顧客の問い合わせを待つ業者もいます。

ネットで明らかに相場よりも良くて安い物件には注意が必要です。
契約が確実にできることを確認して、 物件を見に行きましょう。

仮申し込みを積極的にさせる業者も注意

キャンセルできるからと言って、納得していない状態で申込書を書くのは止めましょう。

契約を締結していなければ仮申込書の提出は問題ないですが、書面を強要される場合は注意して下さい。

 

とは言え契約に必要な準備は整える

気になる物件があったときにすぐ決断する力は必要です。本当に良い物件は、即決しないとなくなります。それなので、必要書類は予め準備をしておきましょう。
良い物件が見つかったときに保証会社の審査もすぐスタートできます。
自分が気に入らないと思えば、書類は提出しなくて良いので、用意しておく分にリスクはありません。

 

家賃交渉は、最終的にオーナー次第

どれだけ良い営業が味方についても、最終的にはオーナー判断にはるので、できるケースとできないケースがあります。

特に賃貸需要の高いエリアだと、顧客に困っていないので、交渉できる前提は難しい場合もあります。
また、貸主への心証もあるので自分に有利な交渉ができる前提で考えることはやめましょう。

 

信頼できる会社・人をパートナーに

安心した家探しを行うためには、誰に相談するかが大切です。条件が良すぎる物件には、見落としやすい注意点もあるのです。
「安い」=「良い」物件とは限りません。
自分でネットを見ていても、次から次に良さそうな物件が出てきます。

もしかしたら、オトリかもしれないものに時間をかけてしまうのはもったいないです。(もちろん、自分で探すことは OKです)

特殊な業界ではあるので、相談できる人を身近に置いておくことが大切ですね!

今回は以上です。