今回は、このような質問に答えていきます。
現在、不動産を数千億円以上保有する法人で資産管理務を行っています。
その観点から、不動産の購入の考え方について解説していきます。
不動産の購入を本格的に考えたときに初心者がするべきこと
希望のエリアを固める

まず、不動産を買うエリアを決めること大切です。ここがブレると永遠に買えない人になります。
不動産の売り出し物件は、都心部だと頻繁に出てきます。
新しい物件が次から次に出てくるので、軸がないと何がいいのか分からなくなってしまいます。
希望のエリアさえしっかり決めれば、自分のアンテナでピンとくる情報を上手く掴むことができます。
エリアを絞ることで、自分が住むイメージがリアルにでき、日常生活を過ごす上での判断基準が明確になっていきます。
相場観を把握する

不動産の価格は、売主が決めることができるので、価格が適正なのか見抜きにくいところがあります。
中古物件はその傾向が強くなります。
定期的に不動産の価格を見ていくと、素人の方でも全体の相場観が見えてくるようになります。
慣れてくると、物件のレベルに対して、少し安い安いが価格が何となくわかるようになります。
自分自身で価格に目を通すことで、相場観が養われるようになってきます。
自分自身で価格を見抜けない場合は、信頼できる専門家に相談しましょう。
そうすることで、間違って高い物件を購入することを避けることができます。
もちろん、プロに頼るだけでなく、自分自身でも判断できるようにしていくことは必須です。
販売時の価格を把握する

中古マンションは、分譲時の価格を知ることは大切です。
最近では、インターネットでも過去の取引事例が記載されているサイトがあります。
分譲当時の売出しの価格を知ることは、不動産の値段の適正さをクリアにすることに繋がります。
インターネットサイトで情報を知る以外には、不動産のマーケットリサーチ会社にお金を払って情報を入手することも可能です。
中古マンションになると、個人が売主となっているケースが多いため、分譲価格は漏れなく押さえておきましょう。
予算を明確に

自分の年収でどれくらいの住宅ローンが組めるか把握しておくことが必要です。買えない物件を見ても時間が無駄になってしまいます。
簡易的なローンシュミレーションなどもインターネットサイトに複数あります。
明確な希望予算を提示すれば、営業も無理のない範囲で家を提案してくれます。
ネットからでも事前審査(仮審査)がありますが、事前審査で落ちてしまうと大変なので、実際の審査は営業担当と進めてくださいね。
最初はこれが整理できれば大丈夫です。
安心して自分にあった不動産を探して下さいね。
不動産を買おうと思ったときに、どんな感じでスタートすれば良いですか?