不動産の売り出し価格は、成約価格ではない【価格はどう決まるか?】

くま

今日は不動産の価格に関する真実について書いていきます。

不動産の売却を本格的に考えたときの初級編として参考にしてください。

本記事のライター

  • 宅地建物取引士/住宅ローンアドバイザー
  • アセットマネジメント実務経験あり
  • 旧財閥系企業で実務経験あり
  • 不動産コンサルティング事業(個人)

補足事項

現在、不動産を数千億円以上保有する法人で資産管理務を行っています。
その観点から、不動産の購入の考え方について解説していきます。

 

よく広告で目にする不動産の値段があります。
しかし、その不動産が最終的にいくらで取引がされたのかご存じですか?
一般の人には情報が出ない理由は、下記の理由があります。

 

不動産の成約価格はレインズにある

不動産業者は、通称「レインズ」と呼ばれる(Real Estate Information Network System =REINS)にて情報を収集しています。

売り出し価格や成約価格はここに情報が集約されています。

指定流通機構の不動産情報は、免許業者である不動産会社(宅地建物取引業者)が法的に負っている「守秘義務」を前提として交換されているのです。

それ故、不動産の成約価格は一般の人には公開されないことになっているのです。

ですから、不動産の価格を見たときに、売り出し価格= 売れた価格ではないことに留意する必要があります。

 

不動産の売り出しの価格はどのように決まるのか?

売主が不動産会社に査定を依頼して、売主が価格を決めることができます。

不動産の査定を依頼する時に意識するポイントは、以下の3段階を押さえておくと良い考えています。

  1. 希望通りの売却価格 ⇒希望通りに売れることはほぼない
  2. 過去の成約事例に近い価格⇒目標はココで売れたらOK
  3. 買い取り業者が購入したい価格⇒価格の最低ライン

 査定では、上記3つの価格帯を意識して、自分の人生に与える影響度合いをチェックしておきましょう。

 

成約価格をイメージする

不動産の査定では③確実に売れる価格を知りましょう。

査定のときにショックを受けるかもしれませんが、冷静に事実を受け止めることも必要です。

最低成約価格を押さえておくことで、自分の資産のリスクを管理することができます。

実際に売却するときは、ある程度の時間が必要です。

当然、最初は希望価格から売り出せば良いと思います。

その条件で良い取引相手が見つからない場合、タイミングを見て計画を修正しましょう。

不動産を売却することは頻繁に無いため、不安に思うことも多いと思います。

心にゆとりをもって、まずは不安材料を消すことからやっていきましょう。

そのためには、信頼できるエージェントの力を借りることが必要不可欠です。

1人の営業マンだけに頼らず、複数の会社の営業マンから情報を取ってみてください。