会社に染まる【上司の話は鵜呑みにするな!】

上司に染まりすぎると危険

 

僕自身、新入社員の頃は何の疑いもなく、上司の指示を信じて仕事をしてきました。

もちろん、上司は仕事もできて尊敬できる部分は多かったです。

ですが、社会に出て様々な人と出会うと素敵な大人は他にたくさんいることを知ります。

右も左も分からないまま入社すると、そのまま上司の価値観を取り入れてしまう人も多いのではないでしょうか?

無意識に上司の価値観=自分の価値観になっていたら、注意が必要です。

今回は、会社に染まらないために上司の価値観を鵜呑みにするな!というテーマで書いていきます。

 

本記事のライター

 

上司の価値観=自分の価値観になっていない?

良い方に変化するのは良いですが、無意識に染まっているケースが多いです。

  • 思考
  • 話し方
  • しぐさ
  • 行動

この4つが上司に似てきたら、染まりつつあるサインです。

上司は1日8時間×5日一緒に過ごします。

残業や休日出勤があれば共にする時間はさらに増えます。

自分の家族や恋人よりも長い時間を過ごす上司が、自分に与える影響は計り知れません。

あなたが人生で影響を受けたいのは、本当に目の前の上司ですか?

一度冷静に考えてみると良いでしょう。

 

上司から仕事は学ぶが、人生は学ばない

目の前の上司は、ハッピーそうですか?

それとも苦しそうですか?

悩みが多そうですか?

素晴らしい上司と出会えている人もいるかもしれませんが、無条件に尊敬するのは危険です。

上司から会社の仕事は学んで吸収しましょう。

ですが、もし上司が憧れないライフスタイルであれば、ロールモデルとすることは辞めましょう。

仕事ができるからと言って、人生全体で幸福度が高いかは別の話です。

それより人生トータルでどうか?という視点が大切です。

 

思考の柔らかさが人生を飛躍させる

若年期は、思考が柔らかく色々なものに興味を持てる時期です。

この時期に上司だけしか見ないと確実に人生の可能性は狭まります。

もっとサンプルをみた方が良いのです。

恋愛だって、たくさんの人の中からパートナーを選ぶはずです。

人生のメンターを「会社の上司」だけを見てベストパートナーとは断言できません。

世の中には、上司よりもすごい人がたくさんいます。

上司の素晴らしい部分だけ抜き取って、様々な人から影響を受けましょう。

 

人生のペースは上司に合わせない

取引先との関係を大切にする価値観を持ち、接待に付き合うことを提案されるかもしれません。

ですが、若年期で最も大切なのは、自分の時間を何に使ったか?ということに尽きます。

上司に人生のペースを握られたら、自己成長する機会を失います。

日本の会社員は大学を卒業するとほとんど勉強しなくなります。

だからこそ、自分の時間をスキルアップや自己投資することで、「差」をつけることができるのです

お勉強ばかりやっても仕方がないので、インプット⇒アウトプット⇒報酬 を実践すると20代後半~30代に入ったときに、圧倒的な差ができています。

個人の時間を奪ってくる上司とは、上手く線を引くスタンスを保つことをおすすめします。

 

上司の仕事に対するスタンスは見極める

お付き合いが好きな上司は、「お酒が飲みたい」だけの人が多いです。

もちろん、経営者や個人事業などで取引先と飲みに行くことは理解できます。

ですが、会社員の仕事の進め方で「飲まなければ仕事が取れない」主張は、本質がズレています。

本来は、「飲まなくても仕事が取れる」方が大切であり、透明性も高くなります。

お付き合いが無くなったら取れないレベルの仕事をしているのであれば、飲みに行く時間を会社のために使った方が貢献度は高いです。

仕事という「正論」を振りかざす人には注意です。

 

会社の外で尊敬できる人を見つける

要は、メンターを見つけるということです。

メンターは分かりやすく言えば、人生の師匠です。

運よく会社の上司がメンターとなれば良いのですが、そう簡単なものではありません。

  1. 理想的なライフスタイル
  2. 人生に最適なアドバイスをくれる
  3. 本音で共感できる会話
  4. 人間的魅力がある
  5. 自分の未来を期待させる力がある

この5つを持っている人は、メンターになるかもしれません。

 

実は上司も人生に迷っている?

もしかしたら目の前の上司も悩んでいるかもしれません。

中間管理職になると、悩みが増える人も多いです。

さらに言うと、若いときはこんな風に思っていたかもしれません。

✔昔は夢で溢れていた
こんな上司にはならない
いつかこんな会社辞めてやる
経験を積んで起業する予定だった
気づいたら流されて時が過ぎた

そんな腹の中を若年層に見せれる度量の大きい人はなかなかいないでしょう。

ですから、良いメンターを見つけることが人生では大切なのです。

 

会社は人生に責任をとらない

さらに言うと、上司だけでなく会社もあなたの人生の責任はとりません。

業績が悪くなれば、リストラもしますし賞与も減らされます。

未来にわたって業績の安定が確約されていることなどありません。

企業に属していようとも、事業主感覚を持って人生のリスクを回避できるようにしましょう。

 

上司の話は鵜呑みするな!のまとめ

  • 上司の価値観=自分の価値観になっていないか?
  • 上司から仕事は学ぶが、人生は学ばないこと
  • 思考の柔らかさが人生を飛躍させる
  • 人生のペースを上司に合わせない
  • 上司の仕事に対するスタンスは見極める
  • 会社の外で尊敬できる人を見つける
  • 上司も人生に迷っている

 

若年期に魅力的なメンターを見つけられれば、その後の人生は飛躍的に変化していきます。

それくらい、自分に良い影響を与えてくれる人との出会いは強力です。

ぜひ、上司だけを信じるのではなく会社の外に目を向けて、素敵な人生を作っていきましょう。

今回は以上です。

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