大企業と中小企業の違い7つ【大企業での勤務経験から語る内情】

悩む人

現在、中小企業で働いていますが、大企業へ転職したいです。

中小企業と大企業の仕事の進め方は、何が違うのでしょうか?

大企業で働く上で知っておいた方が良いことを教えてほしいです。


くま

確かに大企業の仕事の進め方は、中小企業と大きく異なります。

ベンチャーなどで幅が広い業務を経験した人にとって大企業の仕事の進め方は特殊に見えるでしょう。

今回は、大企業の仕事の進め方について解説していきます。

 

本記事のライター

 

本記事の内容

大企業と中小企業の違い
 具体的に大変なこと
本記事のまとめ

それでは本編に入っていきましょう。

 

大企業と中小企業の違いとは?

大企業と中小企業の違いは、企業の大きさも違いますが、実務の進め方が全く違います。

大企業と中小企業の主な違い!

  1. 決裁をもらうのが大変
  2. 資料作りが複雑
  3. 関わる人が多い=無駄が増える
  4. 会議が増える
  5. 働かないオジサンが多い
  6. 責任回避能力が高い
  7. 中間管理職が最も大変

 

決裁をもらうのが大変

大企業と中小企業での業務で大きく異なるのは、決裁をもらうことです。

決裁とは、提案の承認を得る業務です。

何が大変かというと、プロセスが異常に複雑なのです。

細かく決められた担当部門に加えて、頻繁に起きる人事異動は大企業ならではです。

かっこよく言えば、役員にプレゼンを行い提案するイメージかもしれないですが現実は別物です。

練りに練った根回し作戦に加えて、決して上司の顔はつぶさない、そして手柄は上司にあげる。

それこそが大企業の会社員なのです。

 

資料作りが半端なく大変

大企業は資料作りが半端じゃ無く大変です。

これ本当に意味あるのか?という謎の資料作りが頻繁に発生します。

細かくデータを分析しエビデンスを取りますが、議題に上るのは一瞬です。

議題に出るならまだ良いですが、ほどんどが議題にすらなりません。

大切なのは、上司を誘導しながら本当に必要な情報を準備することです。

 

大企業で生き残るコツ

大企業は意外と離職率も激しいです。(超ホワイトは除く)

ポイントは、権力者に嫌われず、ミスを起こさないことが大切です。

大企業で精神病む人のほとんどが、真面目すぎる人だと思います。

僕も神経質な方で慣れるまで大変でしたが、最近はゆるりとベストを尽くすスタンスを貫いています。

仕事はどこまでも細かくやることはできますが、時間をかけず最適化する目線をおすすめします。

手を抜くわけじゃないですが、適度の進めていくのがベターですね。

 

<補足説明>

生き残ることはできますが、出世はできないスタンスです!

 

関わる人が異常に多く無駄が増える

大企業は、規模の大きさから様々な部署と仕事を進めていきます。

またグループ会社もある場合は、顔も知らない人と一緒に仕事をする必要があります。

関わる人が増える=無駄が多くなることは頭に入れておきましょう。

 

会議が増える

大企業は会議が多いです。

入社すると分かりますが思ったよりも多いです。

また、会議のための資料作成が必要になりす。

さらに言うと、会議のための会議も存在したりします。

加えて、意思決定は進まない!というのが定番パターンです。

 

大企業は働かないオジサンが多い

若手社員は使い走り

中小企業でも同じ部分はありますが、大企業の若手は、使い走り感は半端ないです。

特に大企業は40代以降は、「働かないオジサン」が増えてきます。

中小企業は財務的な体力が弱いため皆で仕事をする印象がありますが、大企業には本当に働かないオジサンが一定数いるのです。

その負担は全て若手に来るのです。

 

中にはキレキレの人もいる

基本的に大企業は、優秀な人が集まっています。

そして、結構な割合で地頭の良い人ばかりです。

自分でプレゼンをしていて、気づかぬ指摘をくれたり、 高い視点で物事を見ている人から学べることは多いです。

業務面ではめんどくさいこともありますが、一緒に業務をしていてすごいと感じること多数です。

 

注意説明

自分の思考が遅すぎると一緒に働く上でしんどいかもしれません。

 

大企業は責任追及が厳しい

大企業は、動かす金額も多くなるため、部署間の責任訴求が激しくなります。

中には、出世に燃えている人もいるため、ミスやトラブルが起きた時の責任問題はヒートアップしてしまいます。

 

管理職は責任回避能力が高い

大企業の部クラスには保守的な人がたくさんいます。

基本は役員層の顔色伺いの人が多数です。

意思決定も誰かが決めてくれるのを待つばかり。

担当が積極的に改善しようとしていても、悪い話は聞き入れないようにします。

そのため、危機回避能力ではなく、責任回避能力が非常に高いです。

 

トラブル対応は、めちゃ早い

いざ、トラブルとなると神対応で動きます。

自らの保身のためには、全速力で周りを巻き込みます。

しかし、動くのはいつも若手から中堅です。

問題になりそうなときは悠長に構え、いざ問題が起きるととても早く対応するのです。

 

大企業の中間管理職は悲惨

上司は責任をとらず、若年層は手元の仕事でいっぱいになっています。

すると、責任と実務の遂行が中間管理職にのしかかります。

報道でもある通り、実際目の当たりにすると中間管理職の働き方は悲惨です。

 

大企業と中小企業の違いのまとめ

  • 決裁をもらうのが大変
  • 資料作りが複雑
  • 関わる人が多い=無駄が増える
  • 会議が増える
  • 働かないオジサンが多い
  • 責任回避の能力が高い
  • 中間管理職が最も大変

 

今回は以上です。

本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。

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