この質問は、大企業で働いている人ならではの悩みですね。 当事者でないとなかなか気持ちが理解できない問題だと思います。 個人的には、やりたいことが見つかっていれば、それに向かって進んでいけば良いと思っていますよ。 今回は、大企業を辞めたくなる心理について解説していきます。
本記事のライター
本記事の内容
✓ 若手社員が感じる企業文化の壁
✓ 大企業の仕組みに関する疑問
✓ 若手が転職して良いタイミング
それでは本編に入っていきましょう。
大企業を退職する【若手社員が転職を考える理由】
大企業は、広告などで語られるほど華やかな部分は少ないです。
実際に入社すると分かりますが、ほとんど地味な仕事で溢れています。
また、社内ルールが細かく膨大な書類作成をしなくてはならない側面があります。
特に企業文化や仕事の進め方が合わない人には非常に苦痛な環境であることは事実です。
具体的にどんな感じでストレスが溜まるのか解説していきます。
大企業の企業文化の壁について

大企業には独特の文化が存在します。
スマートで効率的な業務をイメージされるかもしれませんが、実際は真逆です。
若手がやる気をなくす原因は、企業文化にあると言っても良いかもしれません。
企業文化が肌に合わない
大企業は、ブランド力はありますが、実際に地味な業務も多いです。
そのギャップから企業文化が肌に合わないと感じる人も出てきます。
業務の進め方もきっちりしており、旧来型の仕事のやり方が多いものです。
やる気があって、効率よく働きたい人にとって、大企業の文化は肌に合わないでしょう。
前例を重視する
大企業では、新しいことにチャレンジするより、前例を重視して失敗しないことが優先されるのです。
新入社員の多くは上司から「若い人の意見を積極的に取り入れたいから自由に発言してほしい」と言われるかもしれませんが、いかがでしょうか?
実際に発言して、「前例がない」「会社の承認が取れない」といって却下された人も多いでしょう。
会社を良くしたい思いが強く、色々なことにチャレンジしたい人は、早いタイミングで転職していく人が多いです。
大企業の仕組みについて

大企業の仕組みについて、ストレスを感じる若手社員は多いです。
今の若者は、情報もダイレクトに検索して、効率的な答えを導くことが得意です。
今の管理職の50代は、新入社員の時、業界や会社に関連するニュースを集めさせられたことでしょう。
時間をかけて、苦労をしながら答えを導くことが正しいと根底に埋め込まれています。
分からないことはGoogleに聞いて効率的な答えを導くのが得意です。 わざわざ無駄なことはしません。
業務が細分化されていて顔が見えない
大企業の業務は縦割りで、細分化されています。
そのため、部署・グループが違うとどんな仕事をしているのか分からないことも多々あります。
部署を越えて質問があるときも、担当を探すのに一苦労します。さらに異動も頻繁にあります。
中小企業だとストレスにも感じないことが母数が大きくなると、ストレスが溜まります。
1つの会社でも、部門が変わると別会社のような雰囲気もあるため、誰と一緒に仕事をしているのか分からなくなります。
業務のマニュアル化(ルール)に対する苦痛
大企業は、業務や仕事の進め方がマニュアル化されているケースがほとんどです。
自分自身でやりたいことがあっても、決められた進め方でしか仕事ができません。
マニュアルがあるだけ良いと思うかもしれませんが、それも正確ではありません。
マニュアルがあるが故に、自由な動きができないのです。
例えば、工夫して業務を簡略化できることもルールに縛られてショートカットができないのです。
時代がスピードを上げて変化していくことにも関わらず、社内の仕事のスピード感にGAPを感じる人は多いです。
その環境の中で仕事をしていくことに不安を覚える若者は、大企業を去ってしまいます。
働かない人の存在
大企業の中には、あまり仕事をしていない人が多いのは事実です。
なぜなら、上司もやる気のある人や優秀な人に仕事を振っていた方が楽で安心だからです。
若手社員が、働かないのに高給取りな社員を発見すると仕事熱が冷めるケースもあります。
給料に対する業務量に納得できず嫌気を感じてしまうのです。
彼らは、自分も長くいれば良い待遇が待っているとは考えません。
楽をするよりも自分の成長とパフォーマンを発揮できる企業に移ります。
会社を辞めるべきタイミング

勤続年数が短いからといって、転職することは悪くありません。
自分のキャリア・人生を考えた時に無駄な時間は過ごすべきではありません。
若手であろうと会社を辞めるタイミングが来ればサクッと辞めましょう。
転職エージェントを詳しく知りたい場合はこちらの記事をご覧ください。
自分のスキルが伸びないと感じたとき
仕事をしていて自分のスキルが身についていない時は危険です。
入社1~2年目程度であれば、基礎的な実務や仕事の進め方など学ぶことはあると思います。
しかし、3年目以降もスキルが身につかない実感があるのは危険です。
僕自身、会社の仕事を一生懸命することが個人のスキルに繋がることが理想と考えています。
大企業に入ってしまうと、企業規模が大きすぎて、特定の範囲・分野の仕事しか経験できないことが成長を妨げる要因かもしれません。
スキルを磨くとは?
スキルを磨くとは、どこでも食べていける人になるということです。
- いつでも転職できる人になる
- 副業・起業をスタートする
上記を意識すると良いと思っています。
未来に対しての不安や今の時間を無駄にしたくない人はすぐに何かしらの行動をしています。
それが、転職なのか副業なのか、起業なのかは人によって様々ですが、不満がある人は行動して自分を変えようとしています。
やりたいことが見つかったとき
やりたいことが見つかった時は、思い切り飛び込んでみましょう。
リスクが怖いとの声もありますが、会社に在籍しながら準備をすれば良いと思います。
本当にやりたいことであれば、躊躇する必要はありません。
若い時の方が背負うものは少ないです。
そのタイミングで何もできなければ、これから先もずっとできないと思います。
会社以外でアウトプットすると成長する
若い時から会社以外でアウトプットする場所を持ちましょう。
特に「自分の意見を発信すること」は非常に大切です。
自分の言葉に責任をもって、発信することで大きな学びを感じられます。
WordPressでブログを開設して発信することがおすすめです。 ブログを学ぶことで、副収入を作るとともに自分のアウトプットの場所を持ちましょう
WordPressでブログを作成したい方はこちらの記事をご覧ください。
大企業を退職する【若手社員が転職を考える理由】のまとめ

- 大企業の企業文化が合わないケース
- 大企業の仕事の仕組みについて疑問を抱いている
- スキルを身に着けるとは、どこでも食べていける人になる
- 転職は悪くない、人生でチャレンジしよう
組織に依存せず利用しながら、外でも成長できることで新たな経験を積むことができます。 自分に実力をつけることが一番安全に生きれるので、転職や副業で自分のスキルや転職をしてみてくださいね。
会社の看板で仕事をしていたことに気づけると、大企業の思恵を享受していたことに気づけます。
具体的に転職をしたい人はこちらの記事をご覧ください。
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今回は以上です。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
大企業に入りましたが、辞めようと思っています。
福利厚生や給料も満足していますが、いまいちやりがいを感じられません。
親や友人には辞めない方が良いと言われるので少しためらっています。