面接でどこまで話せば良いか迷いまよね! 僕自身、20代で2回転職しているのでその気持ちは分かります。 今回は、面接で本音で話すべきことと注意点について解説していきます。
本記事のライター
本記事の内容
✓ 面接は本音で話した方が良いの?
✓ 本音で話して良い理由5つ
✓ 本音で話すのがNGなこと
それでは本編に入っていきましょう。
転職理由は本音で話して良いのか?

面接は本音で話した方が良いか?については、結論を言うとケースバイケースです。同時に大切なのは内容の伝え方です。面接官とのキャッチボールをきちんとする方が重要です。
面接ではポジティブなことを話すのが前提ですが、ネガティブな部分も話す必要があります。ネガティブな部分はオブラートに包み話すのがベターです。ネガティブな理由であっても、誰しも納得できる理由であれば、受け入れられるので心配しなくて大丈夫です。
面接はバランスです。相手を見極めて話しましょう。
本音で話して良い転職理由5つ
①自分のやりたいことが転職先にある
②転職で自分のスキルが活かされる場合
③誰が見ても労働条件が悪い場合
④業績悪化で、著しく待遇が下がったケース
⑤家庭の事情(介護・結婚など)
上記5つは、素直に話しても良いでしょう。
①②ポジティブな理由から話す
基本的に転職活動は、明るくポジティブな理由から話しましょう。
上記の①②の理由を中心に話すのがおススメです。
次の職場でやりたい仕事があることをしっかり伝えることは面接の場で大切です。
③労務条件が悪い時
残業や休日出勤が多くて退職を考えているのが本音だとしても、まずは次の職場での意欲を見せることをアピールしましょう。
大切なのは話す順番です。
ポジティブな志望理由を話せば、面接官は必ずネガティブな側面も質問をしてくれます。
ポジティブな志望理由→ネガティブな理由 の順序で会話をしましょう。
ネガティブな理由を話すときの具体的例
ネガティブな理由を聞かれたら、簡潔に事実を話しましょう。
僕が実際に面接でネガティブな話は下記の通りです。
- 残業が月に200時間あった
- 休みも月に2~3日だった
一生懸命頑張っていたが、さすがにこのペースで働き続けるのはしんどいと思った。
労務条件がまともな会社であれば、「そりゃ辞めるわ!」と思ってもらえる内容を話しました。
上記理由で、根性がないと言われたら、それこそブラック企業なので働かない方が安全です。
新卒3年未満なら、変な言い回しをするよりも、ストレートに言うのもありです。誰が考えても納得できる環境であれば、面接官も理解を示します。
④会社の業績悪化
会社の業績悪化による待遇が下がったことも理由として問題はありません。
ただし、待遇ありきをアピールしすぎるのは辞めましょう。
将来的に家庭を持つことも想定していると伝えることで、人生設計を考えている印象は与えることができます。
20代後半以降はキャリアを語る
20代後半以降~は自分の適性や能力や伸ばしたいことを強調した方が良いです。年齢的にも社会人歴は5年程度経験しているので、仕事が嫌で辞めるという人物でないことが読み取れます。
きちんとして経歴・実績があれば、更に仕事の磨きをかけたい思いをアピールした方が自然です。
⑤家庭の事情で転職するとき
- 介護のため地元に戻る
- パートナーが転勤になった
やむを得ない事情なので話してもOKです。
介護は、転職後も業務に支障がないことを付け加えましょう
本音で話すのはNGな回答5つ

現職で不満があるとしても、面接の場でストレートに伝えるのは避けましょう。
①人間関係が悪い
②パワハラ・セクハラ関連
③仕事のノルマが多すぎる
④スキルが身につかない
⑤給料が低い
この5点を退職理由にしない方が良いです。
下記その理由を説明します。
①②人間関係、パワハラ関連
人間関係、社内関係の問題を取り上げるのは控えた方が良いです。その理由は、たとえ事実だったとしても、人間関係が原因で退職を考える人を雇用したいと思う企業は少ないからです。
③の仕事のノルマ
ノルマが辛くて辞める!のは弱い印象を与えます。
面接官も会社名や業界から、どんな働き方をしていたのかある程度察することができるので、自分から答える必要はありません。
④仕事のスキルが身につかない
こちらの回答は、特に若年層はNGです。勤続年数1~2年程度でスキルの話をして納得する面接官は少ないです。
しかし、ある程度キャリアがある人が話す場合は別です。
今までのキャリアに加えて、転職して得られるスキルについて話すことは、具体的で説得力のある理由になるでしょう。
⑤の給料が低い
日系企業であれば、エージェント経由で補足として伝えてもらう方が無難です。
転職エージェントは給与交渉もしてくれるので、上手く相談しながら進めましょう。
面接で好印象を与える方法

面接官の会話の中で、どこまで答えれば良いか悩む人もいるでしょう。
- 聞かれた質問に適切に答える
- ネガティブすぎる言い回しは避ける
- 今の職場に感謝の気持ちを持って転職する
聞かれた質問に適切に答える
面接で悪印象になる原因の多くは、質問と答えがズレてしまうことです。
✓自己PRを聞いているのに、志望理由を答える。 など注意が必要です。
事前に考えたことを、棒読みで読み上げてもコミュニケーションにはなりません。
会話を楽しめるくらい余裕を持って面接に臨みましょう。
質問に対する答えは簡潔に答えましょう。
ネガティブすぎる言い回しは避ける
悲惨さはアピールしない方が賢明です。
面接官も転職希望=何かしら理由があることは分かります。
- 上司のパワハラがひどすぎた
- ノルマがひどすぎて、自分で買い込みをした
- 成果を出すために手段を選ばずに行動した
上記の事実があったとして、面接の場では不適切と思われます。悲惨すぎるエピソードは面接の場で披露してプラスになることはありません。
受け入れにくい部分があったことは伝えて良いですが、一方的に現職への批判をするのはNGです。
今の職場に感謝の気持ちを持って転職する
転職するとなると、今の職場の感謝が薄くなる人も多いです。
ですが、どんな事情があろうとも自分自身を受け入れ一緒に時を過ごした上司や同僚もいるはずです。
嫌なことも多かったかもしれませんが、少なからず経験になったこともあるはずです。
転職を決意した途端に、手のひらを反す考え方は辞めましょう。
今の職場に感謝をして、次のステージに進むことを心に忘れずに行きましょう。
転職理由は本音で話して良いのか?まとめ

- 面接ではポジティブな理由から話す
- ネガティブな理由は聞かれたら答える
- ただし、ネガティブすぎる話はNG
- 勤続年数短い場合はスキルについて語らない
- 勤続5年程度あれば、キャリアについて語るのはアリ
- 面接は聞かれたことに的確に答える
- 今の職場に感謝して転職する
今回は以上です。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
具体的に転職をしたい人はこちらの記事をご覧ください。
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転職の面接で退職理由を何て答えれば良いか困っています。
面接ではどこまで本音で話して良いのでしょうか??
転職理由についての話し方でヒントがあれば教えてほしいです。